「供給力や津波対策、議論したが…」中部電、結論先送り
浜岡原発の停止要請 取締役会後に声明
中部電力は7日午後の臨時取締役会で、菅直人首相による浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全面停止要請について検討したが、結論を出せず、継続審議とすることを決
中部電が同日発表した声明は以下の通り。
「経済産業大臣より、昨日(6日)19時に、浜岡原子力発電所の運転停止に関する要請を受けました」
「本日、臨時取締役会を開催し、浜岡原子力発電所全号機が停止した場合の当社の対応について議論を行いました。具体的には、夏場の供給力、燃料調達の見通し、収支、津波対策への対応など全号機停止による影響を幅広く議論いたしました。しかしながら、検討内容が極めて重要な事項であり、多岐にわたっていること、お客さま、立地地域の皆さま、株主の皆さまをはじめ多くの皆さまへ多大な影響を与えることなどから、継続審議といたしました」
「当社としては、要請内容について迅速に検討してまいります」
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