「電池電車」実用化へ JR西、来年度にも試験車両
2020年めざし研究班 10%以上の省エネ可能
西日本旅客鉄道(JR西日本)は2020年までにリチウムイオン電池のみで走行する鉄道車両を実用化する。まず電化されていない区間での運行を想定し、20年代に本格的な営業運転を目指す。ディーゼル車と比べ、エネルギーの消費量を10%以上削減できる見通し。東日本旅客鉄道(JR東日本)も実用化に取り組んでおり、省エネ型電車の開発が本格化してきた。
このほど社内に研究班を立ち上げ、来年度中にも試験車両の開発に...