「節電やめた」その日にやめた 橋下知事が方針撤回
大阪府の橋下徹知事は4日午後、関西電力とは別の会社の電気を使っている本庁舎での節電を中止する方針を示した同日午前の発言について「『節電やめた』とさじを投げるようなやり方は、今の段階ではやめておこうということになった」と述べ、即日撤回した。
橋下知事は府幹部と協議した結果、府庁舎で節電することに伴い、関電に余った電力を供給できる可能性があるとして、方針を転換したという。
本庁舎では、15%の節電要請をしている関電からではなく、大阪ガスなどが出資する電力小売会社から電力を調達。知事は「節電しても意味がない」として節電を中止する方針を示していた。