学校の利用基準見直し「原発の平常化後に」 首相補佐官
細野豪志首相補佐官は4日のテレビ朝日番組で、小学校などの利用制限の基準である年20ミリシーベルトの限界放射線量について「東京電力福島第1原子力発電所が平常時に戻ったら、基準は見直していかなければならない」と述べ、平常時に戻れば引き下げる考えを示した。現時点では「どこかで基準を設けないといけない」と指摘した。
「現実に20ミリシーベルトの放射線量を子どもが浴びるようなことは絶対あってはならない。できるだけ低い放射線量で子どもたちが過ごせるように、校庭の土を除去するなどの取り組みを後押しする」と強調した。
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