5月の外食売上高2.0%減 減少幅は縮小、焼肉店は落ち込み
日本フードサービス協会が27日発表した5月の外食売上高(全店ベース)は前年同月に比べ2.0%減り、3カ月連続で落ち込んだ。土曜日が1日少なかったことや天候不順で雨天が多かったことが響いた。ただ東日本大震災の発生した3月以降、減少率は減少しているため同協会は「震災の影響からはほぼ回復しつつある」との認識を示している。
ファミリーレストラン業態の売り上げは3.4%減と4月から減少率が拡大した。特に食中毒事故の影響で、焼肉店の落ち込みが目立ち、5月の売り上げは11.2%減だった。焼肉店の客数も12.1%減と大きく落ち込んだ。ファストフード業の売り上げは0.5%減で、ほぼ前年並みだった。〔日経QUICKニュース〕