三重知事、県産荒茶の安全を宣言 放射性物質が規制値下回る
三重県の鈴木英敬知事は22日の定例記者会見で、県産の荒茶に含まれる放射能物質を測定した結果、食品衛生法に基づく暫定規制値(1キログラム当たり500ベクレル)を大きく下回ったと発表した。亀山市での採取分は放射性セシウムが1キログラム当たり7.70ベクレル、大台町採取分は同9.13ベクレルだった。鈴木知事は「三重県のお茶は安心して飲んで頂ける」と安全を宣言した。
三重県は「伊勢茶」の産地で知られ、農林水産省のデータによると2010年の荒茶の生産量は7100トンで全国3位。