福島原発 2~3号機も炉心溶融の見方強まる
東京電力福島第1原子力発電所の1号機に加えて2、3号機でも燃料棒が溶け落ちる炉心溶融「メルトダウン」が起きたとの見方が広がっている。当初の想定よりも損傷は深刻だったことになり、高濃度の放射性物質を含む汚染水への懸念も強まる。
東電は今月12日、「メルトダウンが炉心の形状を維持せずに圧力容器の下に崩れ落ちるという定義なら(1号機は)そうだ」と初めて認めた。4月に日本原子力学会が示した見解を追認した...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り350文字
関連企業・業界