キユーピー、純利益37%減 12~5月は鶏卵価格上昇響く
キユーピーが30日発表した2010年12月~11年5月期の連結決算は、純利益が前年同期比37%減の39億円だった。マヨネーズなどの主原料である鶏卵の価格が上昇し、収益を圧迫した。東日本大震災に絡んだ特別損失を16億円計上したことも響いた。
売上高は3%増の2387億円。海外事業が20%近い増収となり、国内でも袋入りサラダや総菜の販売が好調だった。
営業利益は20%減の94億円、経常利益は17%減の101億円となった。
同日、発行済み株式の1.6%に当たる自社株を7月29日に消却し、新たに200万株(同1.3%)を上限に自社株買いをすると発表した。