「震災でも日本の先行きに強気」世界最大運用会社CEO
ブラックロックのフィンク氏、企業の柔軟性を評価
世界最大の資産運用会社、米ブラックロックのローレンス・フィンク会長兼最高経営責任者(CEO)は日本経済新聞記者と会見し、日本経済の先行きに強気の見方を示した。震災で経済成長は一時的に落ちるが、難局に対する企業の柔軟性が高いとしている。欧米金融界で広がる日本悲観論に一石を投じそうだ。
――震災で日本への悲観論が強まっている。
「国際市場では多くの投資家が日本の先行きに弱気だが、我々は強気だ。震災で...