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製紙各社、中堅も内需依存脱却を模索 アジアに活路

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北越紀州製紙は18日、食品などの箱に使う白板紙の工場を中国に建設すると発表した。同社が海外に工場進出する初の事例となる。典型的な内需型産業である製紙業界では、最大手の王子製紙なども海外事業の強化を急いでいる。東日本大震災で国内需要の一段の冷え込みが予想されるなか、中堅企業でも内需依存からの脱却を目指す動きが本格化してきた。

広東省に建てる新工場はまず1本目の生産ラインが13年に稼働。フル操業を見込む15年ごろに需要動向をみてから2本目のラインを着工する。総投資額は200億円規模となる見込みだ。

年間売上高約2200億円で国内5位の北越紀州製紙にとり社運をかけた大型投資となる。現在10%弱にとどまる海外売上高比率を20年に25%に引き上げる目標を掲げている。中国の新工場で15年に年間売上高160億円を目指すほか、得意とする輸出を増やすことで達成したい考え。

海外への進出は売上高1兆円規模の大手が先行している。王子製紙は総額20億ドルを投じて中国に印刷用紙の工場を建設中で、今年1月に1本目のラインが動き出した。日本製紙グループ本社は09年にオーストラリアの製紙大手を買収、中国でも段ボール原紙大手などへ出資を続ける。

さらに大王製紙がタイに初の海外自社工場を建設するなど、中堅企業も追随し始めている。

アジアを中心とする海外に活路を求めるのは、国内の紙需要が伸び悩んでいるためだ。国内生産量は2000年をピークに縮小傾向が続く一方、日本の4倍弱に膨らんだ中国の生産量は09年に米国を抜いて世界一となった。

ただほかの製造業と比べて内需依存度が高い製紙業界は海外攻略のノウハウが乏しい。欧米勢や現地企業と激しい競争が予想される。さらに東日本大震災で基幹工場が被災した日本製紙などは当面復旧を優先せざるを得ないのが現状だ。製紙各社の海外進出が奏功するか予断を許さない。

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