ロンドン株5日 64.09ポイント安で終了
【ロンドン=欧州総局】5日のロンドン株式相場は続落。FTSE100種総合株価指数は前日終値に比べ64.09ポイント安の5919.98で引けた。構成銘柄の約8割が下落した。
原油相場の急落を受けて、石油のBGグループやロイヤル・ダッチ・シェル、BPが軒並み下落。タローオイルとケアン・エナジーも下げた。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)など銀行株は全面安。ロイズ・バンキングは8%下落した。金融保険商品の不正販売を巡り、巨額の引当金を計上したことが嫌気された。
資産運用のシュローダーズは四半期決算の内容が一部市場予想を下回ったことを材料に売られた。
鉱山のリオ・ティントやアングロ・アメリカンは、金属相場安などを背景に下落。
半面、医療機器のスミス・アンド・ネフューと酒類のディアジオ、包装のレクサムは、それぞれが発表した好決算の内容を手掛かりに買われた。