ソニー、欧米でゲーム配信再開 不正探知機能を導入
日本での再開時期は未定
ソニーは15日、不正アクセスを受け1億人の顧客情報が流出していた問題で、停止していたゲームなどインターネット配信サービスを欧米地域で再開したと発表した。日本を含むアジア地域での再開時期は未定だが、5月中の全面復旧を目指すとしている。
再開したのはゲームなどを配信する「プレイステーション・ネットワーク(PSN)」や「キュリオシティ」とオンラインゲームサービス。不正アクセスを検知するシステムを導入するなどセキュリティー機能を強化した。
会員はパスワードなどを変更したうえで、オンラインの対戦ゲームやチャット機能などの一部サービスを利用できる。アジア地域でのサービス再開時期は未定だが、近日中に発表するとしている。
ソニーは同日、サイト上に「個人情報は最善のセキュリティ技術で保護されており、提供する様々なサービスを安心してお楽しみいただけます」とする平井一夫副社長のコメントを掲載した。
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