薄型軽量のノートPC、米インテルが新分野提唱
【台北=新居耕治】訪台している米インテルのショーン・マローニ副社長は31日、ノート型パソコンの新分野として薄型軽量の「ウルトラブック」を提唱するとともに、専用の超小型演算処理装置(MPU)を製品化することを表明した。厚さが2センチメートル以下、価格が千ドル(約8万2千円)以下になり、2012年末までにノート型の40%を占めるとしている。
インテルはウルトラブックにより、伸び悩みが目立つノート型市場のてこ入れを狙う。既に台湾のパソコン大手、華碩電脳(アスース)がインテルと協力してウルトラブックを開発すると表明しているという。