御前崎に2.8メートル隆起の跡 産総研など東海地震で地質調査
発生が懸念される東海地震の震源域で、かつて静岡県御前崎付近の地盤が最大で2.8メートル一気に盛り上がっていたことが、産業技術総合研究所と北海道大学の平川一臣特任教授らの地質調査でわかった。想定されるプレート(岩板)のずれだけではこれほど大きく隆起しない。過去の東海地震でも隆起は1メートルほどにとどまっている。産総研の藤原治主任研究員は「従来知られる発生メカニズムとは違う可能性が高い」と話す。
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