山間部でも被災状況確認 総務省が新システム
総務省は地震や津波の被災地の状況を機動的に把握するため、ヘリコプターから人工衛星に電波を送って遠隔地に中継する新システムを今年度中に実用化する。撮影時にヘリの姿勢が変わっても人工衛星のある方角を正確にとらえ、回転翼の隙間をぬって電波を送れるのが特徴。広範囲で中継基地局が損壊するような大災害や、電波が届きにくい山間部での災害でも、直ちに被災状況を把握できるようになる。
飛行機に比べてヘリは機体の動...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り483文字