福島・浪江町が仮設住宅の入居開始 警戒区域で初
福島第1原子力発電所事故で「警戒区域」を抱える福島県内の9市町村のうち浪江町の住民が7日、県内の別の町にある仮設住宅への入居を始めた。警戒区域の自治体では初の入居。東日本大震災から2カ月近く。避難所を離れ、プライバシーが保てる住まいを得た住民は安堵の表情を見せたが、いつ故郷に戻れるか分からない不安を抱えたままの再出発となった。
仮設住宅は浪江町から30キロ以上離れた同県桑折町の中心部の土地(約6...
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