新横浜ラーメン博物館が「節電ラーメン」発売
体冷やす効果の食材使う
新横浜ラーメン博物館(横浜市)は体を冷やす効果があるとされる食材を使った「節電ラーメン」の販売を始めた。同館に出店する7店舗が、トマトやパイナップルなどの食材を用いて作ったラーメンで競演する。消費者の節電意識の高まりを背景に、7店舗で1日300食の提供を見込む。
東洋医学で体の熱をとる作用があるとされるトマトや昆布などを、具やスープのだしで使った冷やし中華や冷やしラーメンなどを総称して「節電ラーメン」とした。5店舗ですでに販売。残りの2店舗も7月15日までに発売する。価格は800~1050円。
7店舗の1つ「支那そばや」では冷やしラーメン「塩 山水涼麺」の販売を始めた。透明なスープにトマトや小松菜をのせ、見た目も涼しげにした。来店客からは「暑くてもこのラーメンなら食べられる」との声が聞かれた。