B級・牛肉・うどん…滋賀県で今夏グルメバトル
「滋賀B級グルメバトル」「牛肉サミット」「全国ご当地うどんサミット」――。滋賀県で今年相次ぎグルメイベントが始まる。各地の有名な料理や料理店を募り、食材ブランド化を目指す。いずれも集客イベントとして定着させ、地域振興に結びつける考えだ。
「滋賀B級グルメバトル」は大津商工会議所が7月30~31日に開く。県内を中心に60団体が出店する。県産食材を1種類は使ってもらい、来場者の食べ比べで人気投票を行う。ゲストとして「富士宮やきそば」など有名B級グルメも招く。
「うどんサミット」は県製麺工業協同組合が10月2日、東近江市で開く。各地の製麺組合を通じて出展を募集中。讃岐うどんや稲庭うどんなど、各地の特徴あるうどんに出展してもらう。
同工業協組は県産小麦「ふくさやか」を使い粘り、こし、つやが良いうどんを「近江うどん三方よし」としてブランド化した。実行委員会の集客目標は1万人。「名だたるうどん産地に他流試合を挑んで、全国的な集客を図りたい」と期待する。
近江牛に関わりのある中小企業経営者らが出展を募集していた「牛肉サミット2011」(8月20~21日、大津市)にはブランド牛を扱う県内や大阪、京都府から約20店が参加する。新潟県や山形県・米沢牛の産地からも出展予定。来場者の投票で優勝(賞金100万円)を決める。来場は延べ2万人を見込む。