福島原発事故の評価「レベル5」に引き上げ 保安院
スリーマイル島事故と同水準
経済産業省原子力安全・保安院は18日午後5時50分過ぎの記者会見で、福島第1原子力発電所の1号機~3号機の事故に関する暫定評価尺度を「4」から「5」に引き上げると発表した。少なくとも燃料の3%以上の損傷が予測されることや、発電所外に放射性物質が放出されていることなどを踏まえた。4号機の暫定評価は「3」とした。
レベル5は国際原子力事象評価尺度(INES)で上から3番目に相当し、1979年の米スリーマイル島の原発事故と同じ。86年のチェルノブイリ原発事故は最も深刻な「レベル7」だった。
〔日経QUICKニュース〕