日立、分散型エネルギー管理の実証試験 茨城で
日立製作所は13日、小型電源や蓄電池を組み合わせた分散型エネルギーの管理システムの実証試験を茨城県日立市で進めると発表した。2012年までに25億円程度を投じ、事業所内で電力使用状況を細かく管理する体制を整備。地震などの災害時に電力供給で問題が生じた場所を把握し、早期に復旧するシステム構築を目指す。
実証試験を進めるのは日立市内の大みか事業所など3拠点。電力使用状況をきめ細かに把握するため、合計1900カ所にスマートメーター(次世代電力計)などを取り付ける。
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