千葉県、22市町が「消滅可能性」知事「人口減少切実」
千葉県の熊谷俊人知事は25日、記者会見を開き、「人口戦略会議」の報告書で県内22市町が2020年から50年の間に若年女性が半分以下に減る「消滅可能性自治体」に該当したことに関して、「人口減少社会の諸課題は切実になっている。さらに危機感を持って地域活性化の施策に市町村と連携して取り組む」と述べた。 千葉県の消滅可能性自治体は関東地方全体の約4分の1を占めた。銚子市など、転出者数が転入者数を上回る転…
全国の3割弱の市町村がコメの産出額を増やしている。全国有数のコメ所である秋田県では、4分の3の市町村で2022年の産出額が14年を上回った。人口減や食の多様化などで日本の食卓でのコメの存在感が薄れるなか、新しいブランドや用途の開発、輸出強化といった農業者の地道な努力が実りつつある。 農林水産省によると、22年のコメの総産出額は1兆3946億円。市町村別の推計産出額の公表が始まった14年に比べて3…
フジやイズミなど中四国のスーパーは25日、物流の効率化に向け連携すると発表した。物流会社も入った14社が共同配送や配送時間の共通化などの実証実験に取り組む。トラック運転手の人手不足が深刻化する「2024年問題」に対応するため、中四国の広域エリアで小売りのライバル同士が手を組む。 新たに「中四国物流研究会」を立ち上げる。フジとイズミ、ハローズの3社が発足企業として取り組みを主導する。賛同企業として…
鳥取県と岡山県が共同で東京・新橋に出店しているアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」が25日、リニューアルオープンした。刷新は5年ぶりで、売り場を拡充して商品棚を増設したり、商談などに使える個室を整備したりした。物販部門の運営は両県に店舗を持つ老舗百貨店・天満屋が4月から担う。 とっとり・おかやま新橋館は2014年に開店した。1階に物販、2階に飲食店のほか移住相談や情報のコーナーなどがある…
JR東日本新潟支社とJR東日本新潟シティクリエイト(新潟市)は25日、JR新潟駅(同)の新しい駅ビル「CoCoLo(ココロ)新潟」のグランドオープンセレモニーを開いた。ココロ新潟は同日、新たに63店舗が開店して本格開業した。セレモニーには新潟市の中原八一市長のほか同市出身で歌手の小林幸子さんが来賓として参加し、祝福した。 セレモニーは同日オープンした駅の吹き抜けスペース「ガタリウム」内で開催した…
衣料品店大手、アダストリアの福田三千男会長が2025年秋をめどに創業地、水戸市の中心部に美術館を備えた複合施設を開く。同社はJR水戸駅近くの公園でもスポーツ・レジャー施設の整備計画に携わり市内の街づくりに関与を深める。商業空洞化の進展が課題だった市中心街のにぎわい創出の呼び水として地域は期待する。 美術館を核にカフェやコミュニティースペースを備えた複合施設「テツ・アートプラザ(TAP)」を京成百…
ビジネスホテル大手の東横インは高知市で新ホテルの建設に着工した。地上14階建てで客室は209室、2026年2月の開業を目指す。総事業費は約18億円となる。同社はこれまで46都道府県でホテルを展開しており、高知県が最後の進出先とな…