千葉の浄水場、乳児向け規制値超える 放射性ヨウ素
千葉県は26日、柏井浄水場(千葉市)の2つある浄水施設のうち、印旛沼の水を集める東側施設から国の乳児向け暫定規制値を超える1キログラム当たり130ベクレルの放射性ヨウ素を検出したと発表した。同施設から配水している浦安市、富里市、酒々井町の全域と、千葉市、船橋市、習志野市、市川市、四街道市、佐倉市、八街市の一部地域で乳児の飲用を控えるよう呼びかけた。
同県は同日、東側施設からの配水を停止。利根川を水源とする別の取水施設からの配水に切り替えた。
25日に規制値を超える放射性ヨウ素を検出した北千葉浄水場(流山市)は26日の検査で規制値を下回ったため、乳児の飲用制限を解除した。