東芝、新興国仕様テレビをインドでも発売 「13年にシェア10%」
東芝は6日、新興国向けに開発した液晶テレビをインドでも発売すると発表した。停電時に最大約2時間の視聴が可能で、電波の弱い環境でも受信できる「パワーテレビ」など10モデルを12月下旬から順次投入する。同社のインドでの販売シェアは2009年度で1%未満にとどまる。新製品投入と販売店の拡大で、13年度にはシェア10%、120万台の販売を目指す。
パワーテレビ「PC1」の価格は24型で2万5000ルピー(約4万6000円)の見込み。高性能半導体を使い高画質・高性能を売りにする3次元(3D)対応テレビ(価格未定)も投入する。
「パワーテレビ」はまず12月中旬に東南アジア向けに発売する予定で、インドは2地域目となる。〔日経QUICKニュース〕
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