ソマリア首都で自爆テロ、17人死亡
【ナイロビ=共同】内戦が続くソマリアの首都モガディシオの警察訓練施設付近で21日、車を使った自爆テロがあり、ロイター通信は市民ら少なくとも17人が死亡したと伝えた。犠牲者は増える恐れがある。
暫定政府と戦闘を続けるイスラム過激派組織アッシャバーブが犯行を認めた。アッシャバーブはこれまでにも自爆テロを繰り返している。
モガディシオでは19~20日に戦闘があり、アッシャバーブの外国人メンバーやアフリカ連合(AU)平和維持活動(PKO)部隊の隊員ら少なくとも17人が死亡した。死者のうち9人は市民で、負傷者は40人以上。
AU部隊によると、戦闘はアッシャバーブが使用していた兵器輸送や移動用の秘密のトンネルを発見したことがきっかけで始まった。