遭難者を「登って治療」 山岳医ただいま養成中
登山人気の高まりとともに遭難事故が増える中、救急隊員と一緒に山に入ってけが人や急病人を治療する「山岳医」の養成が進められている。今春にも国内初の国際資格を持った医師が誕生する見込み。現状では病院に搬送されるまで医師の治療は受けられない。資格取得を目指して研修中の医師は「迅速な治療を実現して救命率を高めたい」と意気込む。
「心マ(心臓マッサージ)開始します」。1月上旬、八ケ岳(長野県)で行われた山...
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