シルバ精、不渡り手形で銀行取引停止 事業継続目指す
情報機器のシルバー精工(6453)は28日、2回目の不渡り手形を出し、銀行取引が停止されたと発表した。不渡り手形の総額は10億円。新たなスポンサー先を探し事業継続を目指す。
シルバー精工によると、不渡りになった手形は資金を借り入れているスポンサー企業に追加の保証として預け入れたもので、取り立て行為をしないことを条件にしていたという。シルバー精工は契約違反を理由にスポンサー企業に対する法的措置を検討するとしている。
同社は企業の投資抑制でオフィス関連機器の販売が低迷、赤字決算が続いていた。2010年3月期連結決算の売上高は34億円。〔日経QUICKニュース〕