代替施設での診療を認める 巨大地震で厚労省
厚生労働省は16日までに、東日本巨大地震の影響で病院や薬局が全半壊した場合、代替施設を使っても保険診療を認めると発表した。被災した病院・薬局の近くに仮設拠点を設ければ、同じ施設とみなす。被災者の場合、処方箋がなくても主治医から処方内容の確認がとれる場合は保険調剤として薬を出してもよいとの方針も決めた。
厚労省は東日本巨大地震の被災者について、医療費を5月末まで免除する方針を決めている。地震や津波で住宅が壊れた人や、世帯主が重傷を負った被災者らが対象だ。