放駒理事長、八百長疑惑を謝罪 特別調査委を設置
日本相撲協会は2日午後、力士が八百長に関与しているとみられるメールが発見された問題を受けて、東京・両国国技館で緊急理事会を開き、対応を協議した。
午後5時半すぎから会見した放駒理事長(元大関魁傑)によると、理事会では、文部科学省から受けとった疑惑に対する資料の分析を行ったほか、名前が挙がった13人のうち12人からの聞き取り調査を実施。真相解明のため外部有識者による特別調査委員会を設置し、同日にも最初の会合を開くとした。
同理事長は「このような事態に、大変憤りを感じ、心苦しく思っている。申し訳ない」と謝罪。「過去には一切なかった問題。全力で解明を行う」と話した。