外食売上高、3月落ち込み最大 震災響き10.3%減
日本フードサービス協会が25日発表した3月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比10.3%減だった。下げ幅は過去最大で、前年実績を下回るのは9カ月ぶり。東日本大震災の影響で、業界全体で休業店舗が増えたことや営業時間を短縮したことが響いた。全体の客数は9%減、客単価は1.4%減だった。
業態別の売上高ではパブ・居酒屋が19.8%減と落ち込みが一番大きかった。ファストフードが8.3%減、ファミリーレストランが9.4%減、喫茶が10.7%減だった。ディナーレストランも19.5%減と大きく落ち込んだ。