南極海で調査捕鯨を中断 シー・シェパードが妨害
枝野幸男官房長官は16日の記者会見で、日本の調査捕鯨船が南極海で反捕鯨団体「シー・シェパード」から妨害行為を受け、調査捕鯨を中断していることを明らかにした。「10日以降、シー・シェパードの追跡を受けている。調査船団の安全性を確保するために調査捕鯨を中断している」と述べた。
シー・シェパードの妨害行為には「度重なる妨害は極めて遺憾だ。関係国には適切な措置を取るよう申し入れている」と強調した。調査再開の時期については「今後の対応は農林水産省で検討している」と説明した。