日米、1日から不明者一斉捜索
防衛省・自衛隊は1~3日、在日米軍などと協力し、岩手、宮城、福島3県の沿岸部約600キロで、東日本大震災の行方不明者の大規模な捜索をする。自衛隊と米軍の航空機120機と艦船65隻を一斉に投入し被災地沿岸部のほか、水没が深刻な宮城県石巻市内の一部地域を捜索する。
陸上自衛隊東北方面総監部(仙台市)の災統合任務部隊、在日米海軍、海上保安庁、地元警察・消防が参加する。今回の震災では約1万6000人が行方不明のままだ。日数が経過するごとに不明者の発見率は下がることから、米軍や地元警察などの協力を得て大規模な「ローラー作戦」を展開する。