市場を惑わすオバマ流「クリーン」(NY特急便)
米州総局 小川義也
27日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅続伸。2日連続で取引時間中に1万2000ドルを上回る場面もあったが、終値ではまたしても大台を維持できなかった。好決算を発表する企業には素直に買いが集まるものの、雇用関連など米景気指標の弱さが上値を重くしている。
電気自動車か高速鉄道か、それとも次世代無線通信か――。投資家の間では、25日の一般教書演説を受けて、オバマ大統領が米国の競争力を維持するため...
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