東北新幹線、強風で一時運転見合わせ
全線開業した東北新幹線は、午前11時14分ごろ、郡山―福島間の第5阿武隈川橋梁(きょうりょう)に設置した風速計が規制値(秒速30メートル)を超えたため、東京―盛岡間の上下線で一時運転を見合わせた。
JR東日本によると、午後1時過ぎに運転を再開したが、上下線計8本が運休、22本が最大約122分遅れ、約1万7千人に影響した。秋田、山形両新幹線も運転を見合わせた。
東北新幹線の新青森発東京行の一番列車はやて12号は、強風や連結トラブルにより約15分遅れて東京駅に到着した。
ダイヤの乱れの影響で新青森駅の構内は混雑した。印刷業の宮崎進さん(38)は「風ならばしょうがない」とあきらめ顔だった。