被災者雇用の動き広がる 岩手・宮城の内陸部
震災被害が比較的少なかった岩手県や宮城県の内陸部で、被災者を積極的に雇用する動きが広がっている。会員企業に採用を呼びかける業界団体や、ハローワークに被災者対象の求人を出す企業も増えている。住み慣れた土地での生活再建を望む被災者の声に応えるのが狙いだ。
県内の縫製業者など約20社でつくる岩手県アパレル協同組合は13日、会員企業に文書で被災者の積極採用を呼びかけた。
発起人は一関市で縫製業を営む同協...
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