外国人の日本株買い越し額、1兆円超す 今年累計
2月第2週まで15週連続
東京証券取引所が17日発表した2月第2週(7~10日)の投資部門別株式売買動向(東京・大阪・名古屋3市場、1.2部と新興企業向け市場合計)よると、海外投資家が2046億円を買い越した。ことし年初からの買越額合計は1兆1592億円となった。買い越しは15週連続で、2005年6月第3週から12月第1週までの26週連続に次ぐ長さ。前の週は2342億円の買い越しだった。
市場では「新興国では利上げなどへの警戒感が広がるなかで、日本株は企業業績の回復が続いていることもあり、相対的な魅力が高まっているようだ」(大和証券キャピタル・マーケッツの西村由美投資戦略部次長)との声があった。
個人投資家は3週連続で売り越した。売越額は1078億円(前の週は1565億円)だった。〔日経QUICKニュース〕