大学の評価ポイント「就職の面倒見」がトップ 博報堂調べ
博報堂が21日発表した「大学に対する生活者意識調査」で、大学を評価するポイント(複数回答)を尋ねたところ、「進路/就職の面倒見がよい」が41.9%で最多となった。一方、最近の大学や大学生に対する印象では「就職活動への意識が強く、本来の勉強が不足している」との指摘が33%で2番目に多かった。
企業の採用活動が停滞する中で、知識・教養の習得という大学本来の目的の達成と、内定獲得を両立させるという難しい課題を浮かび上がらせる結果となった。
調査は首都圏と関西圏の男女を対象とし9月に郵送で実施。18歳~69歳の3977人から回答を得た。〔日経QUICKニュース〕