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牛丼3社4~12月、低価格化で好調(注目の決算)

本業以外の底上げ、欠かせず

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牛丼大手の2010年4~12月期連結決算吉野家ホールディングスは3~11月期)が2日、出そろった。同日発表したゼンショーが大幅な経常増益となるなど、3社とも増益か黒字転換した。300円前後の低価格を売り物にした集客力の強化で、本業の牛丼事業の収益拡大が続いた。ただし、今後の成長持続のためには、牛丼以外の多角化事業での収益底上げが欠かせない。

牛丼大手3社の連結業績
売上高
(億円)
経常利益
(億円)
ゼンショー2,792
(14)
106
(35)
3,685
(10)
156
(41)
吉野家ホール
ディングス
1,290
(▲6)
32
(黒字化)
1,750
(▲3)
48
(黒字化)
松屋フーズ521
(12)
36
(約2倍)
702
(13)
43
(73)

ゼンショーは主力の牛丼店「すき家」で店舗網の拡大効果が出たほか、既存店売上高が2割強増えた。好調の理由は低価格戦略だ。

09年12月に牛丼を業界最安値の280円に引き下げた後も、単価は下がっても客数の増加で売上高を伸ばしている。値下げ効果が一巡するとみられた10年12月以降も既存店売上高は前年同月を上回り、消費者の節約志向をとらえている。

低価格路線で出遅れた吉野家HDも10年9月に傘下の「吉野家」で280円の「牛鍋丼」を投入。牛鍋丼は好調で、通期の経常損益見通しを48億円の黒字(前期は4億円の赤字)と従来見通しから21億円引き上げた。

店舗数では業界3番手の松屋フーズも牛丼を通常価格から70~80円値下げするキャンペーンを6回実施したことが奏功。4~12月期の経常利益は36億円と前年同期のほぼ2倍に増えた。

松屋フーズの特徴は売上高営業利益率が約7%と他の2社を大きく引き離している点。他の2社とは異なり収益のほとんどを牛丼店「松屋」が占める。効率運営で客の回転が高まるほど生産性も向上、利益を稼ぎ出す。

もっとも、消費者の選別は厳しく、今後も成長を続けるには、牛丼以外の多角化事業の底上げが欠かせない。

ゼンショーは全体の収益に占める牛丼事業の割合は売上高で約4割なのに対し、経常利益では8割強。これに対し、売上高の6割を占めるファミレスなど牛丼以外の事業の利益貢献度が低い。このため、ファミレスの「ココス」でも低価格戦略を打ち出している。

吉野家HDも傘下の持ち帰りすし店「京樽」が営業赤字。不採算店の閉鎖など早期の収益改善を目指している。牛丼事業主体で高い利益率を上げている松屋フーズもとんかつ店やラーメン店を試験的に出店しており、新業態開発を急いでいる。

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