普天間移設、防衛相「依然厳しい状況」

北沢俊美防衛相は29日午前、米軍普天間基地の移設問題を巡って沖縄県知事選で県外移設を主張する仲井真弘多氏が再選したことを受けて「（問題解決が）依然厳しい状況にあると認識している」と指摘した。名護市辺野古への移設に向けて「仲井真氏は沖縄経済の振興を強調している。政府との間で協議を進めていく余地はたくさんある」と協議継続に期待を示した。国会内で記者団の質問に答えた。