検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

配管損傷の可能性 福島原発、海水から高濃度ヨウ素

(更新)
詳しくはこちら

東京電力福島第1原子力発電所の1、3号機のタービン建屋地下の水たまりから高濃度の放射性物質が検出された問題で、原子炉につながる配管などが損傷し放射性物質が漏れた可能性が出てきた。経済産業省原子力安全・保安院は放射性物質の濃度などから使用済み核燃料プールから漏れたとは考えにくいとみている。また東電は26日、第1原発近くの海水から高濃度の放射性物質を検出したと発表。同原発から漏れ出したとみられる。

第1原発では24日、3号機のタービン建屋で作業員が水にぬれて被曝(ひばく)。水は放射性物質のヨウ素131などに汚染されていた。1号機のタービン建屋でも汚染水が確認された。

保安院は放射性物質の種類や濃度、原子炉の状態を検討。「燃料棒が入っている圧力容器や格納容器は健全で、使用済み核燃料プールから漏れ出たとは考えにくい」とみている。原子炉内の燃料棒が損傷して放射性物質を放出し、汚染水が配管や弁を通して漏れ出した可能性がある。

同原発では2、4号機でもタービン建屋で水が発生。東電は26日、1号機で除去作業を進めるなど汚染水の封じ込めを急いでいる。

配管や弁に損傷がある場合、原子炉を冷やす冷却水の循環に支障が生じる。漏出部分の修理や不良な弁の交換などが必要となるが、現場は放射線量が高く作業は容易でない。「冷温停止」という安全な状態に持ち込むには、なお時間がかかりそうだ。

また東電は26日、同原発の放水口から南側330メートルの海域で25日午前に採取した海水から高濃度の放射性物質を検出したと発表した。ヨウ素131の濃度は国が定めた濃度限度の約1250倍に相当する1立方センチメートルあたり50ベクレルだった。

海水中の放射性物質の調査が始まった21日以降で最も高い値となる。東電は「(原発敷地内から)汚染された水が海に出ている可能性がある」と説明している。

一方、東電は26日から2号機でも原子炉への注水を海水から真水に切り替えた。保安院によると27日には1~4号機の使用済み核燃料プールの冷却水も真水に切り替える予定。

1、3号機の原子炉では25日に真水の注入を始めており、これで全ての冷却水を真水に置き換えることになる。海水の塩分による配管詰まりや腐食といった副作用を防げるようになる。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_