日本版GPS、7基体制に 安否確認システムも付加
政府の宇宙開発戦略本部(本部長・菅直人首相)は、日本版の全地球測位システム(GPS)衛星である準天頂衛星を、現在の1基から7基に増やす方針を固めた。約10倍高精度の位置情報を米GPSなしで提供できるようになる。災害時に安否や避難先を携帯電話で知らせる伝言機能を新たに盛り込み、防災対策衛星の役割も持たせる。
同本部の専門家会合が22日、7基体制が望ましいとする中間報告をまとめる。これを受け同本部は...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り408文字