生活保護費の減額検討、厚労省 年金などと逆転解消へ
実現には課題多く
厚生労働省は社会保障と税の一体改革に関連して、生活保護費を減額する方向で検討に入った。都市部などでは基礎年金や最低賃金よりも生活保護費の方が高い逆転現象が起きている。「このまま放置すれば年金保険料を払い、働いている人たちの意欲をそぎかねない」との批判があるため、制度の改善に乗り出す必要があると判断した。
若年層向けハローワークの設置など就労促進のための施策と合わせ、5月中旬にも「社会保障改革に関...
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