日赤など、宮城に義援金156億円
日本赤十字社と中央共同募金会は15日、義援金の第1次配分として宮城県に156億1168万円、新潟県に1671万円、長野県に1032万円を送金したと発表した。8日に合意した「死者・行方不明者は1人当たり35万円」などの基準で3県からの要請分を送金した。福島県など3県は13日に送金済みで残り9都道県にも要請を受けて順次送金する。
義援金は日赤に約1304億円(14日現在)、同募金会に約221億円(13日現在)集まり、合計で約1525億円に達している。
日赤や同募金会などで構成する義援金配分割合決定委員会が8日に決定した基準は家屋全壊・全焼は1戸当たり35万円、半壊・半焼は同18万円で、福島第1原子力発電所の事故を受け、政府指示で避難(屋内退避含む)した世帯は家屋全壊とみなし35万円とした。