東電の計画停電、24日午前は見送り
東京電力は23日、エリアごとに順番で電力供給を停止する計画停電(輪番停電)について、24日は午前6時20分から約3時間ずつ予定されていた第2、第3、第4グループの計画停電を見送ると発表した。午後3時20分からの第5グループと午後6時20分からの第1グループは、24日昼ごろにも実施するかを決める。
24日の計画停電を回避するのは、午前6時20分からの第2グループ、午前9時20分からの第3グループ、午後0時20分からの第4グループと、午後1時50分からの第2グループ(2回目)、午後4時50分からの第3グループ(2回目)。
午後3時20分から午後7時の第5グループと、午後6時20分から午後10時までの第1グループは、電力需要のピーク時(午後6~7時)を含むことなどから、当日の電力需要の動向などを見極め、実施するかどうか判断するという。
東電によると、24日の電力供給力は約3850万キロワット。電力需要はピーク時で約3700万キロワットを予想するが、天候や気温なども影響するため、供給が追いつかなくなる可能性がある。
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