首相「第三の開国」強調、TPPへ決意 ダボス演説案
菅直人首相がスイス・ダボスで開く世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で実施する演説案の概要が27日、明らかになった。世界貿易機関(WTO)の多角的通商交渉(ドーハ・ラウンド)の早期妥結や環太平洋経済連携協定(TPP)参加に向け積極的に取り組む決意を表明。貿易自由化の加速により、明治維新、戦後に続く「第三の開国」を実現し、日本経済の再活性化に道筋をつける方針を強調する。
首相は28日にダボスに...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り791文字