宮城沖、震災で海底30メートル移動 国内最大の変動
東北大観測「巨大津波の要因に」
東北大学地震・噴火予知研究観測センターは18日、東日本大震災に伴って宮城県・牡鹿半島から約175キロ離れた海底が東南東に約30メートル移動していたことを明らかにした。海上保安庁が6日に同約130キロの海底で約24メートルの移動を突き止め「国内最大の地殻変動」と発表していたが、それを上回る規模となる。
観測したのは、日本海溝に近い深さ約3200メートルの海底の地殻変動。東北大は長期的な地殻変動を調...
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