フィギュア全日本、小塚崇彦が初優勝 親子で日本一
浅田真央はSPトップ
世界選手権(東京、3月)の代表選考会を兼ねたフィギュアスケートの全日本選手権は25日、長野市ビッグハットで男子フリーを行い、ショートプログラム(SP)1位の小塚崇彦(トヨタ自動車)がフリーも164.02点で1位となり、合計251.93点で初優勝した。小塚は父親の嗣彦さんもこの大会を3連覇しており、男子での親子日本一は史上初めて。
2位は合計237.48点の織田信成(関大)で、フリーは160.00点の3位だった。3位はバンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔(関大大学院)でフリーは162.01点で2位となり、SP4位から順位を上げた。16歳の羽生結弦(東北高)が4位に入った。
女子SPは、全日本4連覇中でバンクバー五輪銀メダルの浅田真央(中京大)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳び、66.22点でトップに立った。安藤美姫(トヨタ自動車)が64.76点で2位。グランプリ(GP)ファイナル3位の16歳、村上佳菜子(中京大中京高)はジャンプにミスが出て、61.50点の3位、14歳の庄司理紗(西武東伏見ク)が4位につけた。バンクーバー五輪8位の鈴木明子(邦和スポーツランド)は7位と出遅れた。
ペアは唯一出場の高橋成美(木下工務店ク東京)マービン・トラン(カナダ)組が合計172.05点で制した。
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