GM「ボルト」1号車、1900万円で落札 市販の5倍
米ゼネラル・モーターズ(GM)は16日、インターネットで競売に出していた電気自動車「シボレー・ボルト」の第1号車が22万5000ドル(約1900万円)で落札されたと発表した。市販車の価格(約4万ドル)の5倍強に上った。
落札したのはGMディーラーの経営者で、「(自動車の)歴史の一部を保有する良い機会だった」と述べた。GMは地元デトロイトの科学振興へ向け、売却益を学校などに寄付するという。
米国では今月、GMや日産自動車が電気自動車を発売。本格普及には消費者の認知度向上が不可欠で、ボルト1号車のネット競売は話題づくりに一役買った形だ。(ニューヨーク=小高航)
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