新燃岳、6回目の爆発的噴火 噴煙2000メートルに
宮崎・鹿児島県境にある霧島山・新燃岳(1421メートル)で2日午前5時25分、6回目の爆発的噴火が発生した。噴煙は2千メートル以上の高さに達したとみられる。
福岡管区気象台によると、火口からの火砕流は確認できず、鹿児島県など地元自治体から被害の情報はないという。
鹿児島地方気象台によると、火口から南西3キロに設置された空振計で299.6パスカルを観測した。
新燃岳は1日午後11時19分にも5回目の爆発的噴火が発生し、噴煙は火口から2千メートル以上の高さに達した。爆発的噴火が相次いだため、気象庁は2日中に噴石の飛散状況などを上空から調査する予定。〔共同〕