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菅首相、国債格下げに反論なし ダボス会議講演

強行出席も…「開国」抽象論に終始

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【ダボス(スイス東部)=神沢龍二】菅直人首相は29日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で講演した。窮屈な国会日程を押して出席を強行したが「開国と絆」と題した講演は抽象論に終始。世界の政治・経済の指導者が集まる絶好の機会に国債格下げ問題への反論を試みることもなかった。

「出席することを感慨深く思う。日本で国会会期が始まった直後の週末に、ユーラシア大陸を越えて飛んできた」。首相は講演の冒頭、日本語でダボス会議への出席が悲願だったと強調した。もともと英語が苦手で外交舞台は決して好きでない。そんな首相の気持ちを動かしたのは11年連続でダボス会議に出席する古川元久前官房副長官だ。

1月6日夜、都内のホテルの中国料理店。首相は小島順彦三菱商事会長、長谷川閑史武田薬品工業社長らから「このままでは中国に負ける」「国際社会での日本の地位向上に努力すべきだ」などとダボス会議への出席を強く促された。

小島氏は世界で6人しかいないダボス会議の共同議長の一人。古川氏が昨年末から調整していたこの会食での殺し文句は「日本のリーダーとして世界に存在感を見せるべきだ」だった。小島氏ら民間人や首相旧知の学者らは外務省が用意した講演の草稿を跡形もなくなるほど直し、首相の改革意欲を前面に打ち出す内容に変えた。

だが、野党の首相経験者は「虚勢を張っただけのむなしい講演だ」と酷評する。2008年には福田康夫元首相が温暖化ガス排出に歯止めをかける「国別総量目標」を提唱。09年の麻生太郎元首相はリーマン・ショック後の世界経済の復興へ、総額1兆5000億円のアジア向け政府開発援助(ODA)を準備する方針を掲げた。

首相も今回の講演に向けて、各省にアイデアを募ったが、魅力的な案は出なかった。「脱官僚依存」の修正を菅政権が志しても、当の霞が関が距離を置く現状が透ける。

トーマス・マンの「魔の山」の舞台として知られるダボス。過去、同会議に出席した首相は3人いる。01年出席の森喜朗元首相は約2カ月後に退陣を表明。福田、麻生両元首相もダボス訪問と同じ年の9月に退陣した。

菅首相に「魔の山」のジンクスを覆せるか。首相が帰国するのは30日。その翌日の衆院予算委員会には社民以外の野党が欠席する見通しで、いきなり不正常な国会が首相を待ち受ける。

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