エルサレム中心部で爆発 女性1人が死亡
現地報道
【カイロ=花房良祐】エルサレム中心部のバス停付近で23日午後、放置されたカバンが爆発し、バスを破壊した。現地メディアによると女性1人が死亡、少なくとも31人が負傷した。捜査当局はテロとみており、イシャイ内相はイスラム原理主義組織ハマスが支配するガザへの報復を示唆した。
イスラエルでは19日以降、ガザからロケット弾数十発が撃ち込まれ、イスラエル軍は22日に空爆で反撃。AFP通信などによると、民間人4人を含むパレスチナ人8人が死亡したため、報復の連鎖が続く懸念が高まっていた。エルサレムでは2004年以来、自爆テロが発生しておらず、大規模なテロは沈静化の兆しを見せていた。